2022年10月に登場したAmazon製のタブレット「Fire HD 8(第12世代)」
1万円台という低価格で購入できることもあり、大人気のタブレットとなっています。
ただ、安価ゆえに品質や使い勝手に不安がある方も多いのではないでしょうか?
今回は実際に使ってみた感想を正直にレビューしていきます。
・1万円で購入できるリーズナブルさ
・音声サービスAlexa搭載
・最大13時間稼働できるバッテリー
Fireタブレットの比較
外観
本体は樹脂 (プラスチック)製で、約337gと非常に軽いです。
少しチープさはありますが、ケースをつければあまり気にならなくなります。
右側面には左から音量調節ボタン、電源ボタン、USB Type-C、3.5mmステレオジャック (ヘッドホン端子)があります。
本体の左側面にスピーカーが搭載されています。
底面部にはmicroSDカードスロットが搭載されており、最大1TBまでのストレージ容量拡張が可能です。
Prime VideoやKindleでコンテンツをダウンロードしたい場合には、SDカードを用意しておくと安心です。
カメラも搭載されており、フロント/リアカメラはともに200万画素、動画は720p (92万画素)となっています。
画質は良くないため、おまけ程度だと考えたほうが良いです。
同封物
- 充電ケーブル(USB-Type C)
- 電源アダプタ(5W)
- 説明書
- クイックスタートガイド
子ども用のタブレットしても
子ども用プロフィールを作成すれば、アプリの課金と広告をブロックしたり、使用状況を確認することができます。
子ども向けにカスタマイズされた専用カバー付きのAmazonキッズタブレットも販売されていますが、子ども用プロフィールを作成することでキッズタブレットと同じ使い方ができます。
Fire HD 8 タブレットを使用してみた
とても軽くて持ち運びに便利
重量は357gと非常に軽いため、長時間片手で持っていても疲れにくいです。
サイズはDVDのジャケットと同じくらいで、厚みも気にならない程度です。
外出先に持っていく際にもかさばらず、重さも気にならないと感じました。
動作は少しもっさりしている
iphoneやipadなどと比べると動きがもっさりしていると感じると思います。ハイスペックモデルに慣れている人は少しストレスに感じるかもしれません。
しかし、高い操作感を求めないのであれば「少し反応が鈍いな」という程度で、大きなストレスに感じることはないと思います。
使えるアプリが限られている
Fire HD 8では、Amazonのオリジナルストアからアプリをダウンロードできます。
App StoreやGoogle Playストアは使用できないため、音楽・ゲーム・SNS系のアプリは対応していないものが多いです。
一方で、動画視聴アプリは対応しているものが多く、YouTube、Netflix、Disney+、Twitchなどが使用できます。
動画視聴 | ・Prime Video ・YouTube ・Netflix ・Disney+ ・Hulu ・ABEMA TV ・Twitch など |
SNS | ・Twitter ・Discord ・TikTok など |
音楽 | ・Spotify など |
ゲーム | ・モンスターストライク ・パズル&ドラゴンズ ・Minecraft など |
ビジネス | ・Microsoft Outlook ・OneDrive ・Zoom など |
YouTubeの視聴や電子書籍での読書は快適
映像は自然な色合いで違和感はありません。
画面はやや暗めではありますが、室内では問題なく使用できます。
解像度があまり高くないため、ipadなどの上位モデルに慣れていると映像や漫画を読む際に若干の粗さを感じる時がありました。
とても軽いタブレットのため、動画視聴や電子書籍での読書のために片手で持っていても腕が疲れることがほとんどなかったのが嬉しいポイントです。
音質はそこそこ
Fire HD 8の本体の左側面にはスピーカーが搭載されていますが、音はあまり良くありません。
動画を見るときや高音質で音楽を楽しみたいときは、手持ちのスピーカーやイヤホン、ヘッドホンに繋ぐことをおすすめします。
動画視聴や電子書籍用のサブ機としてオススメ
ipadなどの上位機種と比べると動作感や解像度などで劣る部分が多く、高い快適さを求めるとストレスに感じてしまうかもしれません。
しかし、本体の軽さや持ち運びに長けていること、なにより手に取りやすい価格であることは非常に魅力的です。
ウェブブラウジングや動画視聴、読書用のタブレットを探している人にとっては是非おすすめしたいモデルとなっています。