【ゼンハイザー HD 599 SEレビュー!】暖かみのある音と装着感の良さが魅力の開放型ヘッドホン

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ドイツの名門オーディオメーカーであるゼンハイザー。
ゼンハイザーの大人気ヘッドホンHD 599のAmazon限定モデル、HD 599 SEをレビューしていきます。
ちなみに、Amazon限定モデルと無印HD599との違いはカラーのみで音質は全く同じと言われています。

目次

密閉型と開放型ヘッドホンの違い

ヘッドホンには振動して音を出す「ドライバーユニット」と、それを支えてカバーしている「ハウジング」があります。

密閉型ヘッドホンは樹脂や木材によってハウジングが密閉されており、外部に音を漏らさない構造になっています。
それに対して開放型ヘッドホンは、メッシュなどの開放型のハウジングを採用しているため、音が外に漏れる構造になっています。

皆さんが町中などで良く使われているヘッドホンは密閉型です。

それぞれのメリットとデメリット

密閉型ヘッドホンのメリットは、遮音性があるため、電車や飛行機などの乗りものなどで音楽を聴く場合には密閉型が最適です。また、ノイズキャンセリング機能を搭載でき、低音が良く出ます。
一方で、音がこもりやすく高音が出しにくいというデメリットがあります。

開放型のメリットは、音の抜けがよく、広い音場感が出せるということです。伸びがあり綺麗な高音が出やすいです。また、耳が蒸れにくく、軽くて快適な装着感です。
一方で、密閉されていないため遮音性が低く、音漏れするというデメリットもあります。

外観デザイン

メインカラーはブラックで、シルバーで装飾があります。
全体的に格好いいデザインです。

イヤーパッドはベロア素材で、ふかふかとしています。
リケーブルできるタイプなので、ケーブルを簡単に抜き差しできるようになっています。

デザインは恰好いいのですが、素材の樹脂感が強くあまり高級感はありません

装着感

重さは約250gと軽量なため、長時間使用していても首が疲れることもなく、側圧が強くないため、耳が痛くなることもありません。
開放型のヘッドホンのメリットでもありますが、耳が蒸れることがありません
私は1日に長いときは8時間ほど使用するときがありますが、耳が痛くなったり、疲れを感じることがなく、装着感はとても快適です。

音質

低音から高音までバランスよく鳴らしてくれます。
中~高音は繊細で煌めきのあるとても綺麗な音で、低音は優しく柔らかでありつつも存在感のある音です。
音抜けが良いため、ボーカルや管楽器などが心地よく伸びのある音で聞こえます。

全体的に暖かみのある音で、豊かな低音と伸びのある高音が綺麗です。
長時間音楽を聞いていても聞き疲れしない音だと思います。

音漏れする

開放型ヘッドホンなこともあり、近くにいれば何の音楽を聴いているか分かるほど音漏れします。
外での使用は難しいため、家の中での使用のみと考えてください。

ゲームでの使用

音の定位感は悪くない印象で、敵の方向や上下の感覚なども問題なく把握する事が出来ました。
一方で、やや低音が物足りないと感じるかもしれません。
音楽鑑賞だけでなく、ゲーム用途としても適したヘッドホンだと思います。

装着感が良くて高音質な優れたヘッドホン

装着感が良いため、長時間使用していても疲れることはありません。
音楽鑑賞はもちろん、ゲームや動画鑑賞でも高いパフォーマンスを発揮します。
開放型ヘッドホンを探しているのであれば、HD599は最有力候補だと思います。

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