ポメラはキングジムから発売されている、文章入力に特化したデジタル文具です。
「ポメラ」はその携帯性や無駄のないシステムから、多くの物書きに愛され続けています。
今回はそんなポメラ「DM250」の魅力をレビューしていきます。
外観
外観は非常にシンプルで、無駄なものが一切ないデザイン。
天板はマットな質感で、さらさらとしています。
少し指紋が付きやすいことがデメリットかなと思います。
キーボードは打鍵感が非常に良く、ずっとキーボードを打っていたくなるような感触です。
打鍵音はとても静かなため、静かなカフェや図書館でも人目を気にせずに使用することができます。
手の大きな方は慣れるまでにキータッチミスがあるかもしれませんが、すぐになれるのではないかと思います。
サイズはNintendo Switchよりは少し大きめで、重さも少し重め。
13インチのPCと比べるとかなり小さいことが分かります。
スペック
キーボード | JIS配列キーボード、キーピッチ17mm |
本体メモリ | メイン1.3GB(バックアップ1.3GB、ゴミ箱0.6GB) |
画面 | 7.0インチTFT液晶、バックライト搭載 |
充電ポート | Type-C(USB 2.0) |
Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
サイズ | 約263(W)×120(D)×18(H)mm |
重さ | 約620g |
使用時間 | 約24時間 |
充電時間 | 約4時間 |
スマホ間でのファイル送受信
ポメラにはスマホやPCに文章を移動したり共有する方法として以下の方法があります。
① アプリ「pomera Link」で移動する
② QR コードを作成して移動する
③ Gmail アカウントにメールで送信する
④USBケーブルで PC と繋ぐ
⑤ SDカード経由で移動する
専用アプリpomera Link
スマホとWi-Fi接続をして専用アプリ「pomera Link」を起動することで、ポメラ本体内のファイルの確認や保存ができます。
逆にスマホ内のファイルをポメラ内に送ることも可能です。
QRコードでのファイル共有
ポメラでQRコードを作成することで、pomera LinkやスマホのQRコードリーダーを利用して文章を読み取ることができます。
この方法のデメリットは長文になるほどQRコードの読み取り回数が増えるという点です。
短い文章なら便利な機能ですが、長い文章を送りたい場合には「pomera Link」を使用するほうが良いです。
ポメラの魅力
書くことに集中できる
スマホやPCで文章を書こうと思っても、ついついSNSを見てしまったり、通知が気になってしまったり、他のことを初めてしまったりすることがあると思います。
しかし、ポメラは文章を作成する機能しかないため、何か他のことに気を取られることがありません。
逆に、スマホで作業用BGMをかけながらポメラで文章を作成するというように、役割分担ができるというメリットもあります。
画面を開けば即起動
ポメラは画面をパカっと開けばすぐに文章を書き始めることができます。
この速さが文章を書こうと思ってから腰を上げるハードルを非常に軽くしてくれます。
ポメラは編集中に保存せずに電源を切ったとしても、画面を開けば電源を切ったところから文章の続きを書き始めることができます。
ちょっとした隙間時間に少しだけ執筆して、閉じて、また時間ができたときに続きを書き始めるということが可能です。
シンプルで美しい機体
シンプルで無駄がないデザインは文章を書く「道具」という感じで非常に格好いいです。
この格好良さは所有欲を満たしてくれるだけでなく、「さあ、書くぞ」という気持ちにさせてくれます。
文章作成に特化した最高のガジェット
Web記事やレポートなど、ネットで調べ物をしながら書くという場合はポメラは向いていないかもしれません。
しかし、ポメラの文章を書くことに特化したところや起動の速さは、文章を書くというハードルを下げてくれます。
小説や脚本など、日常的に文章を書く人はぜひ使ってみてほしいです。