JBL Tune Flexはイヤーピースの着脱でオープン型(インナーイヤー型)とカナル型(密閉型)、どちらにもなるイヤホンです。
外では遮音性の高いカナル型で、家では開放感のあるオープン型で、というように好みやニーズに合わせてイヤホンを変えることができます。
・オープン型とカナル型どちらにもなる2WAY仕様
・アクティブノイズキャンセル/外音取り込み機能搭載
・イヤホン単体で8時間、ケース込みで最大32時間のバッテリー持ち
・内部構造が見えるスケルトン仕様
スペック
重さ | イヤホン単体:4.8g ケース込み:48.2g |
バッテリー持続時間 | イヤホン単体:最大8時間 充電ケース込み:最大32時間 |
充電時間 | 2時間 |
防水/防塵 | IPX4 |
Bluetoothバージョン | Bluetooth5.2 |
コーデック | AAC/SBC |
外観
充電ケースはスケルトンデザインで、とても格好いいです。
透明部分はガラスの200倍以上の強度を持つポリカーボネートを使用しており、耐紫外線や耐衝撃、耐熱性に優れています。
充電端子はUSB Type Cに対応しています。
イヤホンは上からつまんで取り出す仕様で、とても取り出しやすいです。
イヤホン本体もスケルトン仕様になっています。
イヤーピースは3サイズ展開で、ケースに入っています。
イヤホンの先端にイヤーチップを着脱することで「オープン型(開放型/インナーイヤー型)」と「密閉型(カナル型)」の2WAY仕様になります。
カラーバリエーションは、ブラック・ホワイト・パープルの3色展開。
スケルトン感を求める方は、ホワイトが一番内部構造が見やすいのでおすすめです。
JBL Tune Flex Ghost Editionの実機レビュー
音質
音は全体的に明るくてバランスの良い印象です。
特に中音~高音が輪郭がくっくりとしていて綺麗な印象を持ちました。
低音がズンズン出るタイプではありませんが、豊かで厚みのある聞き疲れしない低音を響かせてくれます。
カナル型と比べてオープン型にしたときは迫力が落ちますが、音が広がって開放感のある音になります。
低音が強めで迫力が欲しいときにはカナル型、開放感が欲しいときにはオープン型と好みに合わせてイヤーチップを変えると良いと思います。
装着感
カナル型の場合、普段つけているイヤーピースのサイズだと密着不足だと感じると思います。
そのため、普段より1段階大きいサイズのイヤーピースを装着することをおすすめします。
耳の中までしっかり入るタイプではなく、耳の浅い部分を覆うような付け心地なため、カナル型であっても装着感は軽めです。
オープン型(開放型/インナーイヤー型)の場合、イヤホンを耳に引っ掛けるような形で装着するため、装着感は軽く、耳が痛くなったり蒸れることがありません。
ノイズキャンセリング性能
カナル型ではノイズを低減してくれました。
電車内や地下鉄などの音が大きい場所では軽くノイズが消える程度で、完全にノイズを消すことはできませんでした。
オープン型では耳穴がふさがれていないため、ノイズキャンセリングの効果はあまり感じることはできませんでした。
ノイズキャンセリング機能を使用する際にはカナル型で使用することをおすすめします。
また、ノイズキャンセリングの強さはアプリから5段階で変更が可能です。
マイク性能・通話品質
Tune Flex Ghost Editionには計4つのマイクがついており、クリアな音質を実現しています。
ボイスウェア機能をONにすることで、自分の声を確認しながら通話することも可能です。
オープン型(開放型/インナーイヤー型)は耳が蒸れにくく疲れにくいので、長時間の通話の際にはオープン型にすると便利だと思います。
専用アプリ【JBL Headphones】
JBL Tune Flexは専用アプリ「JBL Headphones」を使用することで様々なカスタマイズが可能です。
タッチ操作の変更
タッチ操作の項目ではイヤホンのタップ操作の変更が可能です。
しかし、変更できる箇所は少なく、細かく設定を変更することもできません。
イコライザー設定
イコライザーは細かく設定を変更することが可能です。
また、プリセットが5つ用意されているため、ワンタッチで好きな音へ変更することが可能です。
ノイズキャンセリングや外音取り込みの設定
ノイズキャンセリングや外音取り込み、トークスルーの切り替えもアプリから行えます。
トークスルーは普通の外音取り込み機能よりも人の声を聞き取りやすくする機能です。
また、ノイズキャンセリングの強さも6段階で変更が可能となっています。
その他の機能
他にも通話中の自分の声が自分にも聴こえるようになるボイスウェア機能や、動画視聴の際に遅延をなくすなど用途に合わせてイヤホンを最適化するスマートオーディオモードなどのON・OFFが可能です。
2WAY仕様でノイキャンも付いた高コスパイヤホン
環境やシーン、好みなどによってイヤーチップを変え、オープン型とカナル型どちらにもなるJBL Tune Flex。
音質は良いほうになると思います。
ノイズキャンセリング機能もついていて、コストパフォーマンスが高いイヤホンだと思います。