インナーイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン「SOUNDPEATS Air4」
1万円以下ながらノイズキャンセリング機能やマルチポイント接続機能も搭載されています。
2か月ほど実際に使用した感想をレビューしていきます。
・「Snapdragon Sound」対応し、音質や接続安定性、低遅延などの性能が向上
・CD音質でワイヤレス再生が楽しめる「aptX Lossless」に対応
・マルチポイント接続が可能
・ノイズ低減効果を最適化する、Adaptive ANC対応
・充電ケースと併用で最大26時間の再生が可能
スペック
サイズ | 5.35 x 2.4 x 5.8 cm |
重さ | イヤホン片側:約4g 充電ケース+イヤホン両側:約38g |
防水規格 | IPX4 |
最大再生時間 | 約6.5時間 充電ケース併用:約26時間 |
充電ポート | Type-C |
Bluetoothバージョン | 5.3 |
マルチポイント接続 | 〇 |
Adaptive ANC | 〇 |
外音取り込み | ー |
装着検出機能 | ー |
対応コーデック | aptX Lossless/aptx adaptive/aptx/AAC/SBC |
外観
ケースは丸形で少し大きめ。マットでサラサラとした質感です。
充電ケース前面にはペアリングやリセットなどで使用するマルチボタンと充電状態を表すLEDインジケータを搭載。
LEDはバッテリー残量に合わせて赤、黄、緑で点灯するため、ぱっと見で残量が分かります。
イヤホン本体もマットな質感。耳の中に入る部分はツルツルとしたプラスチック感があります。
タッチ操作ができるゴールドのロゴ部分がアクセントなっています。
音質
低音から高音域までどこかが大きいわけではなく、癖がなくてフラットな印象。
インナーイヤー型ですが、低音もよく聞こえます。
ただ、高級イヤホンと比べると音の分離感が少なく解像度は低めです。
インナーイヤー型イヤホンのため、音抜けも良く、長時間使用していても聞き疲れしない音だと思います。
ノイズキャンセリング性能
インナーイヤー型のため、ノイズキャンセルを効かせるのがそもそも難しいです。
きちんと耳にフィットするように装着すればエアコンなどの小さめのノイズであれば消えますが、電車内などの大きいノイズは消えません。
電車や車などの大きなノイズには効果を感じることはできないと思います。
ノイズキャンセル機能はおまけ程度と考えたほうが良いです。
着用感
装着感はとても軽く、長時間着用していても耳が痛くなりません。
インナーイヤー型イヤホンはイヤースピースを耳の中に入れて使うカナル型イヤホンと違って、耳の中が蒸れることもないため、とても快適です。
ゲームモード
専用の「ゲームモード」を使用することにより、遅延による音ズレを最小限に抑えることができます。
試しに音ゲーをしてみたところ違和感なくプレイすることができました。
マルチポイント機能が便利
SOUNDPEATS Air4は同時に2台の端末にBluetooth接続できます。
マルチポイント非対応のワイヤレスイヤホンだと、今接続している機器とのBluetooth接続を切断したうえで、接続したい端末とペアリングする必要があります。
この手間が省けるだけでかなり便利です。
一万円以下ながら機能が充実している高コスパイヤホン
質感・機能性・装着感はレベルが高く、音質も良いと思います。
ノイズキャンセリング性能はあまり期待しないほうが良いと思いますが、1万円以下のインナーイヤー型イヤホンとしてはオススメできるイヤホンです。
気になる方はぜひチェックしてみてください。